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WindowsXPのHTMLサムネイル表示

HTML縮小版表示を XP でも行う サムネイルのサイズなど変更もできる。 http://www.nda.co.jp/memo/thumbs_icon/

●いい機能だったWindows2000の縮小表示 Windows2000などでは インターネットショートカットやHTMLファイルを 「表示(V)→縮小版(H)」で、サムネイル表示する機能があった。 たいへん便利で、「お気に入り」フォルダを縮小版で表示して 404 Not Found を 見つけたり、あるいは 目当ての HTML ファイル をさくっと見つけたりもできた。  ところが このHTMLのサムネイル表示は WindowsXP では廃止された。 (手動でこれを復活させる方法もあるんだが・・・ → MYCOMジャーナル 下記に引用 ) http://journal.mycom.co.jp/column/winxp/222/

●サムネイルアイコンXP - Thumbs Icon

そこで、HTMLの縮小版(サムネイル)表示を WindowsXPでもやってしまうソフトを作ってみた。(フリーウェア) そんなに毎回使うプログラムじゃないので、「Click Once 機能 」という一発インストールテクノロジーを用いることにした。 ご注意 このソフトウェアはWindowsXP専用です!

Thumbs Icon インストール ージを開いて インストールボタンをクリックするだけ。

※注意点 IE/Netscape に対応。 Firefox では インストールできないことがある。

なお ユーザー保護の観点から、このプログラムには 電子署名(コードサイン)をしている。 意識しないことだと思うが、念のため確認しときたい方・あるいは あらかじめ証明書をインストールしておきたい方は、使用している電子証明書を こちら に置いておくので どうぞ。

	たとえば、インターネットショートカットの入ったフォルダ(Favoritesなど)を開いて、

[表示]→[縮小版] を選択。 ※[表示]→[最新の情報に更新] が必要な場合もある

●背景・その他

原理的なことをいえば、WindowsXPのレジストリ情報を変更しているだけなので、プログラムをPCに入れておく必要はないのだが・・・ しかし それだと、万が一、ダウンロードサイトがなくなっちゃったときに元に戻せなくなるといけないので、ローカル起動を有効にしてある。 (スタート→プログラム→ダイアモンドアプリコット電話研究所)

なお 考えておくことのひとつとして。 ・インターネットショートカットの多いフォルダを表示させると、時間がかかる。 特に「子フォルダ」に縮小表示させてるときとか、ゴリゴリ と読みに入ったりするので、ケースバイケースで .URL は、必要なときだけ チェックを入れる、というのでもいいかもしれない。

WindowsXPの デフォルトのサムネイル画像は サイズが 96×96ピクセル・画質90になっている。 「画像品質」によって、この大きさや画質を変更することができる。 ・大きさ:32~256ピクセル (デフォルト96ピクセル) ・画質:50~100 (デフォルト90)

参考事項 (2) Thumbs.dbファイルについて

縮小版の表示の際に 生成されることのある Thumbs.dbファイルについては、フォルダオプションの[表示]→[詳細設定]→[縮小版をキャッシュしない] を オン にすると、生成されなくなる。

参考事項 (3)

サムネイル表示を有効にしたまま、WindowsXPを「修復インストール」すると、そのサムネイル表示設定がOSとしてのデフォルトとして、OSに記憶されることになる。 原因は HKEY_CLASSES_ROOT\SystemFileAssociations? というレジストリにデフォルト起動情報などが記録されていることによる。(この場合 冒頭で紹介したサイトの方法では消せない) それこそ、そうなることを願っている人もおられるだろうが、消すに消せないというのも気持ちわるい。

なので、Thumbs Icon は、拡張子に対するサムネイル表示を チェックアウトしている場合、上で述べた各拡張子のデフォルト起動情報のサムネイル表示設定も消すようにしている。 このレジストリ領域を使用しているアプリケーションがあるとは思えないのだが、なんらかのトラブルが生じた場合は、このあたりが関連していないか調べる とよいと思う。

(2007/01/19・山崎はるか) 2007/04/03 ver1.1 改訂

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※このページはリンクフリーです。雑誌等印刷物での紹介も自由です


閑話休題。以前のWindowsでは簡単に行なえていたHTMLファイルのサムネイル(縮小表示)ですが、Windows XP Service Pack 1もしくは2をインストールすると、同機能を実現する「HTML Thumbnail Extractor」が無効になります。これはWindows XPの安定性を向上させるために変更された仕様ですが、ユーザーのなかにはどうしても同機能が必要な方もおられるでしょう。実はService Pack適用後でも、クラスID「{EAB841A0-9550-11cf-8C16-00805F1408F3}」で定義されていますので、こちらを呼び出す設定を行なうことで、HTMLファイルのサムネイルが表示可能になります。そこで今回は、HTMLファイルなどをサムネイル表示するチューニング方法をご紹介しましょう。

<スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。 名前欄に半角で「regedit」と入力し、<OK>ボタンをクリック。 レジストリエディタが起動したら、HKEY_CLASSES_ROOT \ .htmまでキーをたどって開く。 <編集>メニュー→<新規>→<キー>と選択し、名前を「ShellEx?」に変更する。 ステップ4で作成したキーを開き、同様の手順でキーを作成。名前は「{BB2E617C-0920-11d1-9A0B-00C04FC2D6C1}」とする。 ステップ5で作成したキーを開き、既定をダブルクリックで開く。 値のデータを「{EAB841A0-9550-11cf-8C16-00805F1408F3}」に変更し、<OK>ボタンをクリック。 [F5]キーで変更内容をシステムに反映させてから、レジストリエディタを終了する。 これで設定完了です。拡張子「.htm」を持つファイルをInternet Explorerなどで保存・作成し、任意のフォルダに移動させてから、同フォルダの表示形式を<縮小版>に変更してみましょう。これでWebサーバへのアクセスが行なわれ、HTMLファイルのサムネイル表示が可能になります。

今回は拡張子「.htm」をベースに手順を紹介しましたが、拡張子「.html」の場合は、HKEY_CLASSES_ROOT \ .html \ ShellEx? \ {BB2E617C-0920-11d1-9A0B-00C04FC2D6C1}キーを開き、既定のデータ値を「{EAB841A0-9550-11cf-8C16-00805F1408F3}」に変更してください。またインターネットショートカットアイコンも同様にサムネイル表示する場合は、HKEY_CLASSES_ROOT \ .url \ ShellEx? \ {BB2E617C-0920-11d1-9A0B-00C04FC2D6C1}キーを開き、既定のデータ値を「{EAB841A0-9550-11cf-8C16-00805F1408F3}」に変更することで、同様にサムネイル表示可能になります。

ちなみにMicrosoftがHTMLファイルのサムネイルを無効にした理由は前述したように、安定性を向上させるためですので、今回のチューニングは同機能が必要な方のみ行なうことをお勧めします。


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Last-modified: 2013-06-28 (金) 21:02:26 (3962d)